ゆるゆるワーキングマザーの回路

自分の思考整理と吐き出したいだけのブログです。

なぜ保育園をやめて幼稚園に行くのか①~インターナショナルスクール編

以前の記事にもちょろっと書きましたが、子どもは今は保育園に、春からは幼稚園に変わります。
家の近くの巨大な幼稚園に通うことに決めたのですが、今日はそこに至るまでのうろうろ変遷をつらつら書きます。

おおーきな話になると、「子どもの教育環境をどう選んでいくか」の話になるので、ちょこっとはしょりつつ書きますが、
ありていに言うと、英語教育は早めにしたほうがいいんじゃなかろうか。という思いが、
私たち夫婦にありました。
というより、夫にあったので、一緒に考えたところ、私もほぼ同意で「早いほうがよいのでは」と
思ったというところです。


なぜ夫が英語教育に対して熱心だったかというと、自分がものすごく苦手だからです(どーーーーーーん)。
えっ自分のコンプレックスを投影してるだけ?!て感じですが、それだけとも言えず…

自分が苦手で、社会に出てとても苦労している。
ぺらぺらじゃなくても、ビジネス上で話せる人は案外多い。この傾向はどんどん強くなっていて、
話せて当たり前の世の中が遅かれ早かれ来るだろう。
話せると話せないでは、仕事の幅が変わってくる(というかもう変わってるらしい。私はちょーーーードメスティックな会社で働いているので、全く感じませんが;)。
(ちなみにこれはプログラミングができるかどうかにも同じことが言えるらしい)

ではどうやって、英語を身に付けるのか。

やっぱり「耳」を作らなければいけないんじゃないか。
「話す」っていうのは、「耳から聞いた音を出す」ということなので、
いかに繊細な耳を持つか。聞き分ける周波数の広さを持つか(この表現があってるかわからんけど)。

モノマネが上手な人っていうのは、耳がすごくいいらしいですね。
だから、言い回しとか、音の高低とか、そういうのを再現できる、と。

で、我が家を振り返ってみると、

夫が耳が悪すぎる。

聴力の話ではなくで。聴力は至って普通だと思います。
上に書いたような、「聞き分ける」とか「再現する」とかそのあたりの「耳の良さ」を全く持ち合わせていません。

だから今英語の勉強してもなかなか上達せんのかなと思ってるんやけど。

私はというと、普通です。いや普通よりは、「いい耳」を持っているかもしれません。
母が英語好きだったのもあり、小さいころから触れてきたし、ピアノを趣味程度にかじったので、
それなりの絶対音感もあります(人が話してる声や物音は『音』には聞こえないが、音楽なら何の音かわかる、ぐらい)。

英語の発音は、中学で外国人の先生に「日本人にしては上出来やな」ぐらいのほめられ方をしたことがある。

でもたかだかそんな程度なんやけどね。しゃべれるかって聞かれたら、「日常生活にけっこう困る程度です(はぁと)」て答えると思うわ。

だからね、子どもはその間ぐらいの耳の持ち主やと仮定して、早めに「耳」を作ったほうがいんじゃないかという仮説ですね。

 

あとこれ余談なんですが、今回の話と相関あるんか全然わからんねんけど、
例えば「今日子どもが~~って言ってた。」みたいなことを私が夫に報告するときは、
まさに子どもが言ってる姿をありありと想像できるぐらい、口ぶり・セリフをまねするんですね。
一言一句違わんぐらい。実際に似てるかどうかは別としても。

で逆に夫が私に何か子どものことを報告するとき、「子どもが~~という内容のことを言ってたよ」
みたいな、内容を報告するんです。

例えば、子どもが「このごはんおいちかった!また作って★てパパ(ママ)に言っといて(^^)」て言ったとしますね。

私は、これを夫に言うとき、
「『このごはんおいちかった!また作って★てパパに言っといて(^^)』やってさ。」と言い、
夫が私に言うときは、
「子どもが、ごはんおいしかったからまた作ってほしいって言ってたでー」となります。

なんだったら私は「★」のニュアンスも、(^^)の表情も、頑張って伝えようとしてるぐらい。

この差は。なんだよと。私のほうがアホそうに見え…るというのは置いといて、
夫にこの疑問をぶつけると、
そもそも、相手が何という言葉を使ってどう言ってたかを全く記憶してない、と。
それこそ「言っていた内容と、ニュアンス(笑ってたか怒ってたかみたいな、感情面)」を概念として覚えてると。

だから再現しようにもできないそうです。
かたや私は、「耳で聞いたことをそのまま」覚えているということですね。

でもこれ関係あるような気がしてきたなーいやーどっちが先かわからんけど。
つまり私は耳で覚えるのが得意で夫は概念で覚えるのが得意だったから(これがもともとの素質によるものなのか、
小さいころの経験によるものなのかは不明)、そっちの能力がどんどん成長してきた。

耳で覚えるというのと、概念で覚えるのが、対極にあるかどうかすらわからんのですが、
ある種対立概念かなーと。

ほんで夫は、物事を構造的に捉える、とか、真の課題を見つける、とかそういうのが得意なんですね(私はとっても苦手です)。
事象を上位概念化するのが上手というか。
それは、耳で聞いたこと・目で見たことをそもそも概念化して理解しているから、なんじゃないかなーと思うわけです。

こういう違いって面白いですね。

何の話か分からんくなってきましたが、とにもかくにも、英語耳を作るにはどうする?!と考えたときに、
ふつーに考えると、英会話教室とかが浮かぶと思うんですが、
まず私ワーキングマザーなんで、平日は連れていけない。となると土日ですが、
これが、なんか書いてて申し訳なくなるんですが、めんどくさいんです!

月~金まで働いて、土日にまで定例の予定が入ることが、ハードルが高い。
ちょっと朝ゆっくりしたいやぁんとか、旅行とか行くとき、授業振替するのめんどくさいやぁんとか、
思いまして、あまり気が乗らず。

だいたい英会話教室って言ったって効果も怪しいもんやし(私が小さいとき通ってた英会話教室も、生徒の出来はさまざまよ。当たり前やけどね、目指してるとこもそれぞれやし)
月謝と効果のコスパ悪いと。
ほなもう園自体をインターナショナルスクールにしたらいいんじゃないか?!


という感じで、子どもが1歳ごろからインターナショナルスクールを探し始めました。


でうちの周りで現実的に通える範囲のところでは、
あまりに小さい子(いわゆる未就園児)を受け入れてくれるところは、あるにはあるけど、お月謝激たか!
私が働いている意味、全くありませんね、みたいなとこ。マイナスよマイナス。そのくせ14時までとか。延長保育は1時間2000円とか。

で、そういうところも、幼稚園になればもうちょっと現実的なお月謝・預かり時間になるということがその時にわかったので、
一旦3歳になるまでは保育園へ、ということで決めました。


で子どもが3歳になったので、また再開。


前に調べた時より、増えてるーーーー。まぁ規模もいろいろやけどね。
田舎モンの私はびっくりしたわ。幼稚園が増えたりするなんて、田舎じゃ10年に1度あるかないかの話だったし笑  むしろ減る一方やし。
外国人の子女のためのインターもあれば、日本人の英語教育のためのインターもあり、その間ぐらいのもあり。

選択肢があるってすげーーー。
でも選ぶほうは大変よ。
どういう基準で選ぶのかって話ですよ。

規模(園児の数、園自体の広さ)、給食のあるなし(給食はないけど希望者にはケータリングありってとこが多かったわ)
延長保育の有無やその料金・行事の種類・頻度など。


HPからこれらのことがわかったりわからなかったりで、【学校関係って、なんであんなにHP貧相なんー?!?!今やファーストコンタクトは
ネットでしょ!もっと魅力的に作ればいいのにー!!!!)
もちろんこれら以上に、
雰囲気はどうか。先生はどんな人たちか。どんなポリシーを持って子どもと接しているか。
というソフト面のほうが大事で、
結局はいろいろ見てみないと選ぶ基準が作れない!となり、
私、見学祭り開催しましたよ。

これな。平日やねん。
ほんでな、だいたい、向こうから日付決め打ちで連絡来るねん。


私「HPを見てご連絡いたしました、yuru_wmと申します。
   うんたらかんたら…ぜひ見学か体験授業に参加させていただければと思っております。
   うんぬんかんぬん…」

相手「ご連絡ありがとうございます。担当のMiki(仮名)です。
    なんちゃらかんちゃら…では来週の金曜日、14:30にお待ちしております!」

これな、テンプレあるんかと思うぐらいこんなんよ。

相手が自分の名前名乗るときだいたいローマ字な。日本人でもな。
ついでにうちの子どもの名前もローマ字に変換されて返信くるで。日本人やけどな。

いやまぁ、ごめんその日無理やねん、とか言ったらもう1回調整してくれるんやけどさ。
日中暇、ていう前提が園側にあるのがすごいなと。
行事とかもあるし、見学できる日も限られてるんやろうけど。


まぁ何回調整しても平日開催なのは変わらないので、会社に事情説明して休み貰ったり午前休にしたりするんやけどさ。

いやでもねー園によってすーごい特色ある。
見学祭り、めちゃめちゃ面白かった。

子どもたちは、わっちゃわっちゃしてたり、おりこうさんしてたり、みんなほのぼの~としてたりで違うし、顔つきも全然違う。

で私の中で、少しずつ基準ができてきて。

今通っている保育園もなかなか狭いので、そこより狭くならないこと。
外遊びを重視していること。
通園・その後の私の通勤に便利であること(これは、見学の前にスクリーニングしてたけど)。
日本の文化をきちんと大切にしていること。
幼稚園卒園後の進路が狭まらないこと(日本語がイマイチできないので、公立の小学校になじめない、とかはなし。公立私立、インターかどうかを問わず選べる状態であること)
先生たちの愛情が感じられること

気にしだしたら気になることはいっぱいあったけど、
大まかに言うとこんな感じ。


ぜーんぶで5つぐらい行って、
あーもうここは違うな、て説明会ですぐ感じたとこもあって、
でも「違うな」って感じることで、私が何を重視してるかがより明確になって。

夫は見学には1つも行かれへんかったけど、
私の超バイアスがかかった報告を聞いて、まぁ、私の判断を信じると。

任せるわ、じゃなくて、信じると。これは同じようで違いますよねー。

そんなわけで、いちおー入園希望出したところが1つ(ここは、幼稚園ではなく保育園で、
預かり時間もほぼ今と変わらず、費用もまぁ、まぁ…ね。。ぐらいだったので、とりあえず出しました。書類出すだけやったし、40人待ちとか言われたんで笑)
と、結構真剣に、ここに行かせたい!と思えるところに1つ出会えたので、そこの入園面接を受けに行くことにしました。

今思えば初めてのお受験か。

次回書きます、あっけなく終わりますが。